∀ガンダム第2巻、5~8話の感想です。
ディアナ様が地球に来てからロランがムーンレイスだとバラすところまでですね。
5話『ディアナ降臨』
ミリシャはディアナカウンターに対し攻撃を仕掛ける。
メシェーが人質となるもホワイトドールの活躍で取り返すことに成功する。
平和的交渉に壁が多いと思われた時、ディアナ様が地球へ降り立った。
グエンと関係のないところで攻撃しまくるミリシャさん。
独断で行動しすぎでしょ。勝てば官軍というが突撃しすぎである。
メシェーは民間用の機体をハンマー1つでパクろうとするし……。野蛮人と言われても仕方のない状況が続きますね。
ソシエのお母さんも現実逃避で頭おかしくなって物理的に閉じ込められるのよね。
訳の分からないもの出てくるし父親死ぬしで仕方ないんだろうね。
メシェーがポゥに捕まった時の「10kgやせろ」発言。明らかにか弱い女ではないが10kgは行きすぎでしょ。
ポゥの方が背高いし意外と重い可能性も……。
「迂闊に油なんかさすな!黒歴史の機械油と俺たちのは違う」ってセリフもいい感じよね。ホワイトドールがどういう機械かわかってない感じがする。
それにわかってる人とわからない人の差も出てくる。
そういえば自転車のブレーキに油さす問題。昔パートの人に聞いたら
うるさいチェーンに油さす→静かになる
ということから油の効果を静かにする、と認識するそうだ。
だからうるさいブレーキにも油を使ったと言っていた。
よく調べずにやるのは怖いという話ですね。
いよいよディアナ様の降臨ですよ。
丸腰のホワイトドールとけん制する金スモー。
初「よしなに」ですね。
6話『忘れられた過去』
ディアナ様を捕まえようとするミリシャだったが作戦は失敗する。
一方ディアナカウンターはマウンテンサイクルに近づきカプルと戦闘になる。
ホワイトドールは地下の武器庫で見つけたハンマーでウォドムを撃退するのだった。
グエンとディアナ様が車で移動しながら話してるとミリシャが攻撃を始めるのよね。
捕虜にすれば勝ち、殺してしまえば負けという判断はあるようで。
グエンに“歩ける距離”だと聞いた時のディアナ様と執政官の
「わたくしに歩け……と」
「断る」
「面白そうですね」
という所好き。まともなミラン執政官とわりと冒険好きなディアナ様がはっきり出てる。
この「面白そう」という発言、この後のことを考えると納得の一言なのよね。
ミリシャの暴走でホワイトドールと金スモーまで戦う寸前に。しかしロランとハリーの考えは一致していたところにグエンと執政官が到着して助かる……と。
いや、ロランさんや、ディアナ様盗撮になると本気出すよね。今までろくに調べなかったのにめっちゃ調べてガッツリ見て盗撮までしてんじゃねぇか。
ロランも人の子なのですね。
そして驚きのディアナとキエルの初遭遇。
似てるのがわかる演出だけどやっぱりディアナ様の方が仮面っぽい感じなのよね。
人口密度から入植地を求める月側に対し、「地球を捨てて逃げ出した民」という地球側。まぁ今更入ってこられても困るよね。
言い方の問題はあったにせよディアナ様がいる場所ではディアナカウンターは大人しいものよ。
マウンテンサイクルに目をつけて調査へ行ったポゥたち。カプルと戦闘になる中でホワイトドールが示したのは地下の武器庫だった。
みんなボロボロで使えないやつね。変に機械機械してるのは使えないもんだよ。木造が何百年も残ってても鉄骨はどこまで残るかわかりゃしないのと同じだよね。
シンプルなハンマーが残ったと思ったら突撃ギミックあったし。シンプルで使いやすい武器だしなぜかVSシリーズのメイン。他の機体は持ってないから持たされてる感強い。
ハンマーが壊れたけど徹底させることには成功するのよね。
マウンテンサイクルのことがばれていったいどうなる。
7話『貴婦人修行』
ダンスパーティに女性として参加することになったロラン。
そのパーティをミリシャが襲撃して交渉は困難になる。
しかし逃亡犯がムーンレイスの物を落としていたのだった。
出ましたローラ・ローラ。
グエン様の言い方がこんなところで役に立つとは。
ロランだと一発でバレるよね。まぁ自由にしていいってことだから問題にはならないんだろうけど。
ローラはお嬢様の訓練で、キースはケーキ作り。
親方が骨折したからキースに頼るしかない娘もなんかいい感じ。試行錯誤してパーティでケーキを作ることに。
ケーキを依頼する前にディアナカウンター側がパンを食べる所があるんだが、そこで「売れるぞ、うまいからな」とか言ってうまい連呼してるの好き。
食の好みはどっちも一緒だということかな。
ハリーの虎柄スーツよ。黄色と黒の縦縞。
踊りに誘った時に地球側のモブが「趣味が悪い」ってはっきり言ってたからね。独特って言ってやれ。
パーティではお互いに同じ人間だと判断できたが、踊ったりはしていなかった。
そこでハリーが出て行ってローラと踊ったらみんな出てきて踊りが続く……と。
ここでも「よしなに」って言ってますね。聞き逃しがなければ2回目。
ケーキ出てきたときに「砂糖の塊ではないか」って言ったの誰よ。お祝いのケーキなんだから気にするなよな、と思った。まぁガヤなので誰かのアドリブでしょうけど。
そしてケーキの台座に隠れてた兵隊による襲撃よ。グエンがちゃんと対応してたから独断だということはわかってたけど、交渉は厳しい……と。
しかし逃げた兵隊が持っていたのは携帯用酸素呼吸器、つまりムーンレイス。
ムーンレイス側の過激派が狙ったことでもあったという話。
それで状況を把握して交渉は続くことになるんだよね。
「ローラもローラだが、キエル嬢も瓜二つ」というハリーのセリフ。
もうロランとローラ気づいてるでしょ。
8話『ローラの牛』
困っている帰還民を助けるために行動するローラたち。
しかし地球側からかけられたのは死ねばいいという言葉だった。
我慢できなくなったローラは言う、自分はムーンレイスである…と。
今まではミリシャ側のひどいのばっかりだったけど、ここはディアナカウンター側のひどさが出てくる回。
帰還民が配給もないし地球人から盗むこともできないから何とかしてくれ、と頼むけど門前払い。
そこでロランたちが一肌脱ぐという話。ソシエがいやいや言いながらも子守りしたりするのはいいね。嫌いだと言いながらちゃんとしてるのはソシエらしいよ。
ディアナカウンターの攻撃にびっくりして逃げ出した農家からいろいろと拝借。ミサイルコンテナで牛を運ぶ特徴的な場面。MGに牛ついてたからね。
そして帰ってきたら地球人からぶつけられる言葉。「月の人間は死ねばいい」に「同じ人間じゃないか」というロラン。
ここでキースが気づくのは友達っぽくていい。「いいやつなんですよ」とか「正直すぎるよ」って言ってるんだよね。
「僕はもう我慢していられないんだ……
僕はムーンレイスなんですよ!」
と叫んじゃうのよね。結局フランが撮った写真が新聞の一面を飾ってしまう。
「人の命を大事にしない人とは誰とでも戦います」ってのが意思表示なんだけどそんなこと関係ないんだよ、特に身内が死んだ人には。
もちろんソシエに「嘘つきロラン」と言われひっぱたかれる。
ロランがバラすの思ったより早かったな、あとローラも。
10話前後だと思ってたからちょっとズレある。
この辺は改めてみるとわかるんだろうな。
そして予告はコレン、もうすべてを持っていく。
3巻の9話~12話は来週土曜日21時更新予定です。