火曜日は漫画の感想。
今日も今日とてJAの感想を行きましょう。
今回は3巻、直売からモコが雄牛と発覚するまでですね。
十三毛作『はじめての直売のお話』
自分たちの作った野菜を売ることになった四姉妹。町の精鋭との戦いが始まる。
物を売るということはひなげしだけじゃなくみんなにとって初めてだったんだよね。
バーコード貼って商品になった時の喜びはわかる気がする。
やってないと幸せのポイントってわからなかったりするからね。
緊張して怖い顔になってお客さんを逃がしてた……と。
接客は笑顔が基本だけどそんなことも知らないからいいんだよ。
売れ始めてからいつもの感じに戻るのはよかった。
あぁいう所は行ったことないからちょっと行って見たい気もした、いかないけど。
十四毛作『真夜中の怪談のお話』
畑を荒らす動物が出るので一晩怪談話でもしながら見張ろうとした姉妹が怖い思いをしたお話。
ひなげしの怪談好きがでる話ですね。
繭姉さまのほのぼの話にりんごのどうでもいい話、そしてひなげしのガチ話と来て、社姉さまの一言。
あぁいうのって作られた話よりぽっと出の言葉の方が怖いからね。
怪談話とかした覚えないな。
最近だとどうやったら仕掛けられるかを考えてしまうからさ。
十五毛作『真白ちゃんと子牛のお話(前編)』
真白ちゃんのうちにいって子牛と出会うお話。
農業というか、畜産には切っても切れない話が入ってきますね。
牛舎での作業をすると匂いがついて男子にからかわれるという理由で昼からお風呂の真白ちゃん。
もう男子のことを意識する年ということですね。
他にも牛乳飲みながら人工授精の話して、飲みながら話すのは嫌がってた。
なにもしらないひなげしとは違うようです。
牛の前歯は下しかない、排泄は衝撃的、とか牛舎あるあるを経験するんだよね。
前歯は知らなかった。排泄は聞いたことあるけど見ようとは思わない。
家畜で平等に世話ができなくなるから名前は付けない、という真白ちゃんだったが、実はつけていたことが発覚。
子牛の名前はモコ。生まれつき体が弱い子であった。
ひなげしの手を吸ったことで一気にかわいく思えてくるという。
可愛く思えるきっかけなんて簡単なものですよ。
冬場に電気毛布で寝てたら子犬が入ってきて一緒に寝たから犬好きになったパターンとかありますからね。
牛に名前を付けるならどうするか問題。
父親はキャラ名で真白ちゃんは果物タイプだった。まぁ小学生だからそうなるか。
あんなに数いたらもう名前つけるの飽きそうなんだけどな。
十六毛作『真白ちゃんと子牛のお話(中編)』
子牛と仲良くなった頃、雄牛だと判明し食肉へGOが確定するお話。
体の弱いモコに頑張ってミルクを飲ませた真白だが、それが災いしモコは体調を崩してしまう。
お乳を出せる牛しか置いておけない、そんな現実を知るからこそ悲しんでた。
家畜でありペットではないつらさはここにある。
淘汰される可能性もあったけどなんとか持ち直したら次は雄という問題。
真白ちゃんが削蹄師が来た時におびえてた理由はこれだった。
乳牛は雌だからね、雄は食用になる運命。
真白ちゃんは何度も経験してたから距離取ってたんだね。
そこをひなげしが近づけてしまって、悲しい思いが増した。
乳牛のことを知る真白と知らないひなげしの差が非常にいい塩梅になってる。