シニャの趣味部屋

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「やくならマグカップも」のアニメ&実写が企画倒れだと思うお話

“企画倒れ”といえば計画の途中で頓挫することでもありますが、本記事では“企画の時点で失敗確定”という意味で使っております。

 

作品のリンクも貼っておこう。

yakumo-project.com

 

1話の時点でも書いてるのよ。今回は6話まで見て思ったことを書いていくのでかぶる所は省略します。

【混ぜるな危険】声優の顔出しについて思うことを書いてみる【やくならマグカップも】 - シニャの趣味部屋

 

基本情報として、やくならマグカップも(以下やくも)は30分の枠で

アニメOP→アニメ本編→実写本編→実写ED&予告→アニメED&予告

という編成である。声優の実写を否定しているわけではなく、混ぜたことによって感じた問題を書いていきます。

 

実際に見て思うのは、

30分アニメならカットされなかったんじゃね?と思うシーンが多いということである。

たとえば、3話の最初にあった「いろんな陶芸を体験しました。〇〇とか〇〇とか……、〇〇の作り方はこうでした」みたいな所。そのいろんなことを体験するシーンを描いて欲しいのだ。一つ一つを丁寧に体験していく方が興味が出るしやってみたいと思う。

 

最大の問題は4話と5話の間だよ。これがあったからこの記事を書くつもりになった。

4話 父親のためにデザインから頑張って茶碗を作るが、先輩の作ったのを使った時の方が反応がよく、くやしさを感じるとともに頑張ろうと思う。

5話 先生を追跡する最中に主人公がスランプであると話して解決する。

内容はざっとこんな感じですね。うん、そのスランプの部分描いてよ。挫折部分が一瞬で終わったのに解決で感動するわけないでしょ。陶芸で初めて感じた“悔しい”って気持ちからの頑張りをもっとしっかり描いてよ。「陶芸うまくなりたい」で終わった次の話で「陶芸から逃げたい」になってるとかどういうことよ。

原作ありの作品ならよく「カットしてほしくなかった」とかいうことがある。これが原作を知らないアニメ組にも発生するのが問題だと思う。30分アニメならちゃんと描いてたと思うんですよね。そういう思考になる時点で作品の評価はかなり下がる。

実写パートは絶妙に不仲なのが楽しいんだよ。季節変わってちょっと仲良くなった感あるのも楽しいんだよ。なんでコーヒーの店でオレンジジュース飲んでるんだよ。まぁそういところ好きだったりするから楽しめてる。混ぜるな危険ではあるが、声優の街ブラを否定することはない。ただ円盤特典や配信にしておけばいいと思う。

 

たぶんね、「声優が人気だから宣伝に使おう」と考えたんだと思う。でもこれは間違い。あえてお偉い立場の人でもわかる言い方をすると、野球ファンを取り込もうとしてベイスターズとコラボするのと同じ。野球ファン=ベイスターズファンではないでしょ。声優ファン=あの4人のファンではないのよ。アニメを見たい人とあの4人の実写を見たい人の数を比べたら、アニメを見たい人の方が多いんだよ。やくもを企画した人はそこがわかってないと思う。アニメはアニメでしっかり作らないとダメだよ。

ゆるキャン△とかガルパンとか、JKに何かをさせるアニメはたくさんあった。話題になる作品はちゃんと何かをさせてる。いろんな道具の使い方とか、一人でやった失敗とか、そういうのをちゃんとJKにさせてるから人気になる。やくもは陶芸がいい加減な感じがする。口頭の説明で終わらせてる感じが強い。見たいのは美術館じゃなくて体験記だよ。4話はある程度しっかりしてたけど、もっと作る過程を描いた方がいいと思う。

可愛い女の子がいちゃいちゃするだけなら日常系でいいんだよ。なぜ+αのあるアニメを見るのか、それは+αが見たいからだよ。+αをいい加減にしてはいけない。もっと陶芸を、作る過程を重視して欲しい。

 

いろいろ書いてなんかよくわからなくなったけど、企画倒れと感じた理由は

  1. 30分をアニメと実写で半々に分けているから
  2. アニメが30分あれば……という不満がでる
  3. 不満のある商品を買うことはない

こんな感じかな。マジで4話と5話の間の姫乃のスランプをカットしたのだけはありえない。30分ならAパートでスランプ、Bパート解決でええやん。それがないのは実写の……ということよ。

 

 

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