劇場版ガンダムSEEDのストーリーがどうなるかネタたっぷりの話を見ていて自分でも考えてみた。
タイトルは劇場版ガンダムSEED
キャッチコピーは「最強のガンダム現る」
まずね、アナザー三部作ってあるじゃん、GとWとX。あんな感じで冨野監督作品(∀とGレコ)で挟んだ3作、SEED、OO、AGEをまとめるんですよ。OOで地球から巣立った人類が地球に残った人類へターンXを送るんですが、もうその頃の歴史はなくて、SEEDの世界にターンXが流れてくるところから始まる……。AGEを入れたのはAGEシステムが欲しいから。AGEシステムは３Dプリンタみたいなもので中身までしっかり作ってしまう超機能。なんか普通に強力なビームライフル作ったりするんですよ。それをコーディネイターパワーで強化して、ターンXのデータを元に∀を造る……という感じ。AGEの世界がどう終わったのかは考えてない。AGEシステム欲しいだけだったので他はいらない。∀の稼働テストで月光蝶くらって壊れたことにすればいいだけという超便利アイテム。
OOで外宇宙の脅威と戦ってるわけだし、諸説あるとはいえ外敵との戦いのための∀が活躍しないのが変という野暮なツッコミを、“当時はなかった”で片付けようということ。そしてOOの人をターンX発見者にすればいろいろと便利というわけ。
問題はIフィールドよ。ターンXにあるとはいえ、SEEDもOOもAGEもIフィールドはない。ないもので駆動してるのはどう考えても変なんだよ。
ということで第二案、すでの∀がある世界。こっちの方がSEEDで終わるしやりやすそう。こっちだと地球圏より外側の探索はコーディネイターの方が進んでるから、そこで過去(黒歴史)のデータを手に入れており、そこからザク、グフ、ドムのデータを入手した…という設定ができる。その流れでターンXを発見し、地球軍はニュートロンジャマー撤去のために掘ってたら∀を見つけた…という展開になる。なにより発掘されたMSは当時(ファースト)ではなく再現されたものにできる。レプリカ説をそのまま使うということだね。
諸説ある∀とターンXの設定の中に、文明リセット側の∀派と科学技術で乗り越えるターンX派というのがある。これはまんまナチュラルとコーディネイターに使える。
∀の物語の中に結構あるのよ、よさげな設定。たぶんリンクできそうと思った人はかなりいると思うのよ。だからどちらかというと見たい劇場版かな。イスラエルやらパレスチナやらを見てるとあの世界平和にするにはいったん終わらせるしかないと思うのよ。
それで最後、中途半端に月光蝶かましていろいろ大変なことになって地球に戻るかプラントに残るかの選択をした時に、ミリアリアが地球に行くことにディアッカが戸惑うんだよ。そこでイザークがツンデレ発動してディアッカを地球に送って背中しか見せずに別れて欲しい。
あとね、劇場版ガンダムSEEDじゃん？今は機動戦士がめんどくさいからスルーしてるだけじゃん？でも∀ガンダムは機動戦士とかないから、今後機動戦士とかそういうのがなければ∀と絡む物語ってことにできるの。そしていろんな作品と∀をぶつけて、ターンXを育てるお話もできると思うのよ。個人的にそういうのが見たい。問題は元のターンXよ。どうやってあぁなったかの過程が必要なんだよね。シャイニングフィンガーはともかく、どこで拾ってきたかわからないのも多い。その辺をうまく調整したら楽しめるんじゃないかな。文明終わらせるから2時間でもまとめられると思うのよ、最終的に月光蝶すりゃ終わるからね。
まぁこんな内容の映画だったらSEEDファンは怒ると思うぞ。私は∀も好きですし滅びの美学もあるから楽しめますが、ネタ的な要素が多くなりそう。最大の問題は続編が二度と作れないこと。ということで福田監督外してSEEDだけどSEEDじゃないIF的な位置でやるのがいいと思います。ジオリジンとかサンダーボルトみたいに自由にやってるのもあるしさ、SEEDも一旦福田監督から離れてアニメ化するのもありだと思うの。ということでアストレイのアニメ化を所望する。
