シニャの趣味部屋

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【地雷の法則】『グッバイ、ドン・グリーズ』に期待できない、というお話

2月18日から公開の映画

donglees.com

についてのお話です。

現時点では、見ない方がいいという気がしてるんですよね。

理由はね、“スタッフの過去作を宣伝する作品は地雷”と思っているからです。今までスタッフの過去作を宣伝してきた作品の地雷率が非常に高かったのよ。宇宙より遠い場所をエサにしてる時点で信頼できない状態。

 

よりもいは大好きですよ、この間の再放送で感想書いたくらい好きです。『宇宙よりも遠い場所 カテゴリーの記事一覧 - シニャのアニメ感想場

はっきり数えてませんが10周はしてますね。一番見たのは11話、好きなのは12話かもしれないけどあれは連続してみるもんでもないからなぁ。まぁよりもいの感想はやめておこう。

 

どのくらい宇宙よりも遠い場所をエサにしているのか見ていきましょう。

TRAILER -映画「グッバイ、ドン・グリーズ!」公式サイト-の動画からいくつか紹介します。

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「『宇宙よりも遠い場所』チーム最新作」とはっきり言っている。そもそも“『宇宙よりも遠い場所』チーム”とはなんなのか。

CMによると、監督、キャラデザ、アニメーション制作が一緒ということらしい。

ちょっとまて、キャラデザがどうストーリーにかかわってくるんだ。宇宙よりも遠い場所のいい所はストーリーであり、どんなことを言われようが自分の意思で自らの目的を果たす青春群像劇というところにある。多少キャラデザ違ってても流行ったと思うのよ。そりゃデフォルメされるほどの違いがあれば別だよ?でもある程度のキャラデザならストーリーが変わることはないと思うんだよね。正直、内容には関係ないと思う。

アニメーション制作についてはまぁいいだろう。映画だし作画崩壊もないだろうし安定してるでしょう。安定と信頼だった動画工房が幼なじみが絶対に負けないラブコメでやらかした過去があるのでもう信用できないが、鬼滅の刃をみるとお金と時間さえあればしっかりいいのを作ってくれると思う。そしてその能力もあるのでアニメーションの方に不安はない。というよりアニメーションの安定感はよりもいで釣ってるということからある程度しっかりしてることがわかってしまう罠。

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完全にコラボしてお客さんを引き入れている。しかしこれは諸刃の剣であると気付いているだろうか。“過去作を宣伝する=過去作と比較される”という簡単な話である。よりもいと似てる部分に関してはコラボCMで説明しているので割愛するが、宇宙よりも遠い場所をこえるか、別ベクトルの攻撃が必要になってくる。しかし、ベクトルを変えればうまくいくというものでもない。ひぐらしのなく頃にがいい例だろう。業卒は単品で見ればありだが、無印や解のファンが望んだものではなかった。ファンが望んだものではないものを提供してコケる可能性もあるのだ。ただ今回はよりもいに近い、と自分たちで言っているのでベクトルが違う可能性は低い。その分同じところで勝負して勝てるのかという問題が出てくる。もちろん、水戸黄門やごくせん等同じことを連発して人気なものもある。同じようなことをすればいいのかもしれないが、ラブライブシリーズの人気をみると、同じようなことを連発してもダメな時代になってきていると感じる。

個人的に製作チームとして認識するのは監督、シリーズ構成、音楽の3つである。監督とシリーズ構成がうまくつながり、音楽がその世界を表現する。絵以上に音楽の表現力も大事なのだ。この点は心配ない。音楽、音響監督、音響効果の3人がよりもいと同じなので心配はいらないだろう。

となると最大の問題は、宇宙よりも遠い場所でシリーズ構成を務めた花田十輝さんが抜けた事である。彼の良し悪しはいろいろ見てきたから思うことだが、よりもいの良さに花田さんらしさもあった気がする。その彼らしさが失われ、監督の強さが増えた時に、どういう作品になるのか、それが問題である。

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より内容に近づいた本予告ですね。ここまで触れてませんが、いしづかあつこさんは劇場オリジナル作品初監督です。ここもちょっとの不安要素。TVアニメと映画は展開とか見せ方とか違うからなぁ。

 

宇宙よりも遠い場所に似たスタッフを集め、宇宙よりも遠い場所と比較されることが確定した映画で、成功できるのかどうか。個人的には厳しいものがあると感じています。ちなみに私は映画館に行く予定はありません。最初に書いた通り“スタッフの過去作を宣伝する作品は地雷”と思っているので行きません。配信かレンタルで確認するつもりです。私の考えを変えられるかどうか、期待せずに待ちましょう。