「サメ映画の見過ぎだ」ということで今回はサメ映画。いろんなんあるから順番に見るのもあれなので一気に飛んでみた。普通の映画としてみたらあれですが、サメ映画としては普通に見れると思います。サメ映画としても見れないものってなんだろう。
遺伝子研究所が今回の犯人
またサメが改造されてる。サメが大人しくサメだったのはいつの日か……。仮面ライダーも割と早めにバッタじゃなくなったけどサメじゃなくなるのとどっちが早いんだろう。アマゾンですでにオオトカゲだし、Xがなにかってことよね。サメ映画はジョーズがしっかりやってるからなぁ。また時間あったらジョーズもちゃんと見よう。たしか1作目しか見てないのよ。
なんかサメを誘導する装置も作ってた。これが後々役に立つんだよ。サメの研究と改造を行う所って感じだね。ガラスもアメリカ製の防弾ガラスだとか言ってた。ただここ100mほど潜ってるのよ。そう考えると防弾でいいのかどうかという問題がある。耐圧とかそういうのはなかったのかと思うんだけど、防弾が強いって認識な当たりサメ映画感がある。
もちろんガラスが割れてパニック
サメの改造に失敗して狂暴化してガラスが割れて中が浸水しました。すでに数名食べられていて現場は大パニック……いや、ちょっとまて。ここ100mほど海中なのよ。水圧舐めてない？そんなに下ならどう考えても空気押しつぶされるんだよ。洪水とかで車の周りがプールになってドアが開かない時って中は空気なのに外が水で外の水が重いから開かないんだよね。中と外の水の量を一緒にすれば開くんだよね。数mの水でも人じゃ相手にならないくらいの重さなのにこんなに深い所とか水圧で一発よ。
なんかサメが音で攻撃するから大人しくしろ、ともっともらしいこと言ってた。ただ頭ぶつけて死んだ人が吐血してたりするのよ。そっちの方に行きそうだなぁ……と思ってたのにスルーされた。
脱出できたメンバー
換気を伝って逃げたっぽいんだけどさ、地上まで100mよ？1階3mとしても30階以上あるんだよ。それを梯子で登るって相当体力いるぞ。この怖い設定詰んだけど細部を詰めてない感じすごく好き。
ミミズの遺伝子混ぜたっていうけど注射しただけなのよね。だから最初から遺伝子改造した方が強いと思うのよ。そういう意味では子供の方が期待できる。遺伝子にちょっかいだすのはやっぱり生まれる前からやって欲しいんだよね。
というかサメも100m上がってきたのか。そのまま海にいた方が動きやすくね？なんでわざわざ人を追いかけたのか……その辺の説明はとりあえず、“血の匂いを追いかけた”になってた。えっと……音に反応して攻撃するという説明はどこへ行ったのか。もう設定が二転三転してるけど細かいことを気にする人はサメ映画に向いてない。
右は悪人
子供を餌にしようとしてりしてひどい人だった。この人と社長が明確な悪役なのよね。企業秘密的なことで全部黙ってて情報伝えなかったし、ここまで被害出ても何も言わない当たり悪い人だわ。確実に死ぬな……と思ったらあっさり死んでくれた。子供をエサにした時点で生き残れる人じゃないんだよなぁ。前半のヘイトをためる役はこの人だった。いい感じにむかつく演技できてたよ。
出血した人が子供を撫でたからこれで子供に血がついて狙われるのかと思ったらそんなことはなかった。一応子供が喰われるシーンはなかったですね。
サメ、街へ
街に行くサメさん。ショッピングかな。なんかもう皮が硬くなって陸上でも生活できるようになってた。呼吸とかどうなってんだよ、とかそういうことを気にしてはいけない。
というかこういう時ってどこが出てくんのかな。一応動物だから警察の管轄かな。熊とかそういうのが出た時と同じ対応でしょ。どう考えても警察の武装じゃ対応できないから自衛隊の獣害派遣とか考えておいて欲しい。熊でたら即応部隊として自衛隊を送って住民の避難&安全確保をやってもらって、時間稼いでから猟友会呼ぶ的な感じ。
アメリカだったらいろんな所から銃撃されそうだけどここは中国なので武装市民もいなかった。ここまでくると軍の出番だと思うんだけどなぁ。やっぱり出撃についてのルールが作られてないのかな。
社長、死す
いろいろあってサメを追いかけた社長が死亡する。この人もはっきりとした悪役だった。子供がいなければ完全に悪役で終わったのになぁ。子供ちょっとかわいそうな感じが残るのよ。
人撃ち殺してサメに詳しい人に言うこと聞かせるとかもうアウトよ。迷いない悪役って感じで好きなところもある。何よりも金儲けを優先させていく感じもよかったのになぁ。現場の人には“人を治療するため”って言っておきながら兵器開発とかよくあるパターンで安心した。
ブー理論、食欲には勝てない
やはり食欲が最強なのだ。最初にサメが好きな酒って言ってたのがここに繋がるんだね。ところで水中の嗅覚と空中の嗅覚では捉え方が違うと思うんだけど……気にしちゃだめだね。
水落ちは生存フラグだから生きてるのは気づいてたけどこのタイミングで出てくるとは……良いところで援護しに来たな。というかここどこよ。あの銃というかグレネード系があった時点であの場所ってのはわかるんだよ。よくそこまで戻ってきたな。
ということで中国のサメ映画でした。もう見慣れた感じの展開もたくさんあったのでその辺はカットです。まぁサメ映画としてみたら見れます、普通に。ただCGはちょっと雑ですね。2020とは思えないくらい雑なのが目立つのがマイナスだったくらいかな。
本記事の画像は『シン・ジョーズ 最強生物の誕生』より引用しています。
