シニャの趣味部屋

アニメにガンダム、時々映画。好きなことを好きに書いていくだけのブログ。

できるだけ毎日21時に更新中。更新内容はプロフィールにあります。
アニメの感想と、マイクラが別ブログにあります。
どちらもリンクにありますので気になる方はご覧ください。

【アスナ視点】劇場版ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア 感想【お風呂、凌辱、キバオウあり】

劇場版SAOの新しいやつですね。オーディナルスケールは100層のボス茅場じゃないの?という感想だったんですが、こっちは穏やかな感じでした。満点とは言えなくても60~80点くらいは安定してとって来そうな内容という印象ですね。

アニメ視聴組でちっこい子が主人公の方以外はちゃんと見てるくらいの人間の感想です。それでは感想を書いていきましょう。

 

アスナ視点だから普通にアスナの家の問題もあるんだよね。この母親相変わらず子育て向かないな。こんなんでよく兄がしっかり育ったものだ。子供がやったことを褒めずに否定気味に語るとかもうやる気潰しじゃないか。

というか兄いたのね。母親意外の家族見たの初めてな気がする。普通にアスナも元々ゲーム得意というのは印象通りだったけどナーヴギアが兄のだなんて思わなかったよ。自分でGETしてると思ってたんだけどなぁ。これは専用画像フォルダ作ってるレベルの兄が気づいたら憤死ものですわ。母親もブチギレてそうだよなぁ。主要キャラの家族がどういう反応したかはちょっと見てみたい気がする。

 

オリジナルキャラクターの深澄。アスナ以上にゲーム得意なキャラなんですよね。社交的なアスナに対してどちらかというとキリトタイプな人でした。この二人結構いちゃいちゃしてくれるんだよね。完全に元カレ状態で物語が進行してくれます。こういうキリトと出会う前の話ってのは結構アリだと思うのよ。原作ならいろいろあったかもしれないけどアニメ化する時は結構カットされたりするからね。その辺は仕方ない部分もあるけど人気が出たら映像特典とかOVAとかでで補足して欲しい気持ちもある。

 

SAOで出会った深澄はミトと名乗っていた。アスナが本名な理由は慣れていないからか。というかアカウント作る所スルーしてたね。なんかクラインが「アカウント登録の時に体触っただろ」みたいなこと言ってたし体格判断材料がカットされてる気がした。これ登録方法によっては顔アスナ体兄みたいなキメラにもなった可能性があるってことか……やばいな。やばいと言えば本名連呼にNPCに話しかけるアスナよ。完全にド素人すぎてやばいのよ。あそこまでいろいろとできてない人だとは思わなかった。

フルダイブってことだからこの動きも本人がやってるのよね。ミトの状態の時は結構ガニ股もあるんだよ。しっかりなり切らないといけないの大変よね。特に性別変更系はいろいろと問題がありそう。そういえば一瞬だけどあの二人も出てました。やっぱりモブの中にまざってないか確認してしまいますよね。

 

ミトがアスナの教育係としてしっかり育ててた。ここはキリトとは違い所。クラインを見捨ててしまったキリトと元々友達だから見捨てなかったミトの違い。やっぱりベータテスターが一緒かどうかでスタートダッシュに大きな影響があるんだね。ソードスキルとかその辺もわかってる人がコツを教えた方がうまくいくんだろう。最初の1ヶ月で1800人近く死ぬ理由もそこだろう。ゲームに慣れていない人だと雑魚でも苦労するからね。

 

ダンジョン内でトラップにかかった一行を発見、冷静な判断で見殺しにするミトさん。まぁこれは仕方ないね。出て行っても死ぬだけだから。ただこういうのあると二刀流を使った時にアスナが突っ込んでいった理由が補足されるのですごく良調整という気がする。そういう行動をとるだけの理由がしっかりあるというのはいいものだよ。

ベータテスターがとっていない宝箱=トラップというのはいい判断。ある意味すごくわかりやすい判断材料だよね。キリト側ではなかったこういう素人育成物語というのも悪くない。

 

そんなアスナさんでしたが、ミトにサヨナラを告げられてしまう……。ここは死ぬのを見たくないから逃げたって感じでしたね。囲まれるのもしっかりしたフラグあったしもうどうにもならない。雑魚の束でも初心者にはどうにもならないことがある。というか一方向にソードスキル連発で脱出できないのかな。植物モンスター動き遅そうだったからそれでも行けそうな感じがあったんだけどどうなんだろう。まぁそんなことしたら物語として面白くないんですけどね。

 

でか物が来て襲われるアスナさん。雑魚を餌にしてる上位種が来るのはよくある話。大抵そういうのできた敵って本来のレベルとは違うくらい強いやつなんだよね。なんでここにいたんだろう。上手く共闘して逃げるルートとかあったのかな。あいつが逃がしてくれるとは思えないけどさ。

ここで助けてくれたのがキリト君。この辺から微妙にオリジナル入ってるのかなぁ……という感じがする。といっても原作読んでないのでわかんないけどね。あのビーターは本当に何を……と思ったけどここまだ1層だったね。遭遇確率結構高そう。キリトならわざと敵増やして経験値稼ぎしてそうな感じすらある。アスナが絶望した敵も即倒したしなぁ。経験値稼ぎとして来てたなら違和感ない気がする。

 

死ぬ覚悟をしたアスナを助けたキリト。現実に絶望して戦って戦って戦って死のうとしてた。まぁこういうのは仕方ないね。友達に見捨てられて死の恐怖に襲われたら壊れるよ。その辺は仕方ない。ツンデレキリト君も悪くなかった。マップデータが欲しいとかいう攻略組の言い分で何とかしてた。キリトはそういうの関係なく助けるタイプだけどね。それはもうわかってるのでいいかな。

ここでアスナって結構レベル上がったんだろうか。死なない戦いが基本だと経験値もそこそこだろうけど、死を覚悟した戦いだったらめっちゃ稼げると思うんだよね。帰り道を考えてないんだからその辺はすごくリターン良さそう。

 

そして登場するキバオウ。これすごいいいポイントだったよ。下手にキバオウをカットしてたら叩いてたまである。アニメだとキリト視点だったけど、ベータテスターが友達だったアスナという微妙な視点になるんだよね。しかも自分を見捨てた存在という罠。そういう部分でも恨みが溜まりそうな相手になってる。上手く合わせた感じがして好き。

ここの会話はアニメと違うハズ……。アスナからキリトに寄った記憶があったんだけどこの作品だとキリトからアスナに寄ってるのよ。放送当時に見たくらいだから忘れてるのかなぁ。二刀流とか看破とか子安とかは好きだから配信でたまに見たりするけど初期の部分はほとんど見ないんだよなぁ。

 

お風呂タイム。乳首がどうかは映画でご確認ください。まぁこの体はデータの物なので見えたところでどうということはない。オーディナルスケールの生アスナのおっぱいには勝てないんだよ。

そういえばさ、アニメ1話でキリトが体格まで似てるところを疑問に思った時にクラインが「アカウント作るときに触っただろ」みたいなこといてったけどアスナもやったのかな。その時ガッツリ体触らせるのやればよかったのに。最悪顔アスナ体兄とかなった可能性もなくはないんだよね。オンラインゲーム恐ろしい。

 

ボス攻略戦で和解したんだけどさ、アスナさんも人よすぎるでしょ。俺なら無理かもしれない。ただここでペースが悪くなるというマイナスが発生する。ミトも戦闘に参加させてバランスとらないといけないからディアベルはんが死んでから割と時間あるのよ。あの人ラスト一撃のボーナス欲しかったはずだしなぁ。

そういえばディアベルはんの最後の言葉が聞こえなかった。これはよかったと思う。アスナ視点だからキリトの覚悟に繋がる部分はカットしてもいいのよ。あくまでアスナという人物の掘り下げだからあそこでセリフをぼかしたのは正解だったと思う。

 

 

ちゃんとここまで入れたのも正解だと思う。アスナとミトが和解してめっちゃいい空気をぶっこわすキバオウさんですからね。これなかったらダメなんだよ。下手にカットしてたらマジで叩いてたよ。しかも今回はベータテスターであるミトがいて、友達の立場のアスナ視点という面白さ。こういうもめ事に関してはしっかり残して欲しいと思う。視点変更とかあったらカットされたりってのはよくあるからね。やっぱり必要なのは必要なのよ。

ここで覚悟を決めるキリト君もちょっと足りない感じなんだよね。ディアベルはんのがないからさ。まぁそこはアスナ視点だということで割り切ろう。こういう視点ごとに見えてる物が違うというのは好き。

 

アスナがこの世界で生きる意味を見つけて終わりでした。なんとなく巻き込まれて死にたくなって立ち直って生きていくことを決意するというわかりやすい流れ。わかりやすい方がいいことって多いんだよ。

これ単品映画だと思ったけど続くの?下手にミトを殺さないで正解だとは思うんだけどさ、どこまでやるんだろう。

最初にも書いたけど、満点とはいかないけど満足できる点数という感じの映画だった。こういうの悪くないんだよね。

どうでもいいけどさ、“星なき夜のアリア”ってどういう意味なのん?希望のないアスナがそういう感じなのん?もしかしてウチの教養が足りてなくて理解できてないのん?

 

本記事の画像は「劇場版ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア」より引用しています。