シニャの趣味部屋

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【20周年】機動戦士ガンダムSEED PHASE-17『カガリ再び』感想【修羅場】

修羅場な第17話ですね。敵の敵は味方路線は好きですがここは完全にカガリというスパイスがあるからなぁ。

 

PSダウンのストライク

アバンですごい詐欺があった。キラの通信画面なのに言ってるの独り言だったしなぁ。顔の強さとセリフの弱さが合ってないのよ。あんなガッツリした詐欺があるとは思わなんだ。使いまわしによるものではなく単純にキラの覚悟を見せたかったんだろうけど違和感はすごい。まぁそういう伝え方というのも必要なのかな……という気もしないではないけどね。

話し合いへ

やっぱりこの二人なのね。艦長と戦えるフラガさん。そもそも士官が3人しかいないから1人は残さないといけないし、戦えるのは一人だしというので結構やばい編成。最初の頃から人手不足なんだよなぁ。兵士が持ってる銃がちょっと違和感ある感じですね。どこがって言うと素直にマガジン。連合のはブルパップでOPでカガリが持ってるやつが正解なのよ。だからこの角度で持ったらそうはならんやろ、という気がしてしまう。気になる人はOPのカガリでチェックして欲しい。

 

そんなカガリ

明けの砂漠のメンバーですね。リーダーのサイーブと後方のランボーがメインだろうか。他のは完全にモブって感じがする。実際あの少年以外モブで問題ないからなぁ。このあたりで正規軍相手に戦ってる武装勢力ということなんだけど、実質テロリストよね。自分が正義だと思って戦ってるのはどこも一緒か。DESTINYでもガルナハンで地元民借りたりしてたしやっぱり敵の敵は味方でやりやすい展開なんでしょうね。

銃をおろすところで若干ナタルさんがため息ついてる感じあった。補給の問題もあるし味方を作っておきたいという考えなんだろう。実際最初は協力してくれたから孤立無援のアークエンジェルとしたらありがたい存在。そしてそれは明けの砂漠にとっても同じ。

 

いきなりパンチ

やべぇよこの子、いきなり殴りかかるとか正気じゃない。冷静に対応するキラも場慣れした感じあるよね、悲しいけど。ここの対応が後のサイに活きたと考えるとちょっとナイスな気もしないではない。というか両方これ放置なのね。ムウさんは一応対応しようとしてたけどランボーが割って入ったからなぁ。元々キラ君がコーディネイターって知ってるから多少放置しても大丈夫なんだろう。それよりカガリの方が問題よ。これ相手が相手だったら即死もあり得るからなぁ。ランボーさんしっかりして欲しい。周りが動かなかったあたりカガリいつもこれしてるんでしょうね。ヘリオポリス崩壊から短時間の間にここまで慣れてもらえるとか一体どんだけ暴れたんだか……。

 

地球降下組

ジブラルタル基地へ降りたようです。イベリア半島にあるアフリカも睨めるザフト軍北半球最大の基地です。スペインの下の方って思っておけばいいでしょう。ここ滅茶苦茶強いからね。アークエンジェルだけで突破するのは不可能です。普通に物量作戦で負けてしまう。そんなことしなくても大気圏内用はそこまで多くないしなぁ。

クルーゼからの連絡を受けてまだ地上に残ることになったけど嫌そうなディアッカと復讐に燃えるイザークという感じ。イザークは宇宙に戻れ都言われても残りたいと言って残ったんだろうなぁ……という気がする。ストライク潰すことしか考えてないからね。

 

作戦会議

ここでアークエンジェルに高高度飛行能力がないことが明かされる。まぁそうよね、普通ないよ。一応宇宙用の戦艦だからそんなもん搭載してる方がおかしいのよ。周りの状況をみつつ砂漠の虎の話をしてた。レセップス相手にはアークエンジェルでも困るし明けの砂漠だけでもどうにもできないということ。

第八艦隊が壊滅したのが2月13日で、明けの砂漠と遭遇したのが15日なのよ。戦時中に壊滅情報をこの速度で得られるとか尋常じゃない情報網だと思うんだけどどうなんだろう。戦果としてザフトが大々的に発表したくらいしか考えられない。連合は情報隠すだろうしそもそもそこまで情報収集できてない可能性も高い。現代みたいにスマホで簡単というわけにはいかないからね。地球はジャミング状態だし無駄な通信は控えてそう。

 

見守るランボー

カガリに何かないか見守ってた。というかヘリオポリスにいた人間がここにいる時点で謎でしかない。あっという間にここに来てるしキラとしても謎なんだろうね。

サイーブがカガリの名前を「カガリ・ユラ」と答えたけどEDではカガリ・ユラ・アスハになってるしプラント最高評議会の話し合いで「オーブのアスハ代表は」という発言があるからこの時点でオーブのお姫様ってのは確定できるようになってる。そもそも「お父様の裏切り者」って言ってる時点でほぼ関係者なのよ。問題は政府関係者かコロニー関係者か軍関係者かくらいのもの。一番面白い国のトップという所からきただけよね。しかも双子な写真はすでに公開済みだからその辺もしっかり決まってる道になってる。

 

くさい

「換気しませんか?」とか言ってたけどシンプルに臭いんだろうね。こういうのあるよね、やってる本人は好きなにおいだから気にしないでいいけど周りの人はすごく迷惑なやつ。これも本人好きだから部屋にコーヒー臭充満してた方がいいんだろうなぁ。飲むだけじゃなくて豆の匂いでも楽しめるとかマジで本物だよ。そこまでいかない方がいいという感じになってしまう。ダコスタ君はディアッカと同じ声だけどEDに名前はないね。フレイもしばらくなかったからまぁ仕方ない。この辺はあまり気にしないでおこう。

 

ダベりが重い

まったりだべってる感じだけど内容が重いのよ。どうなるかわからないし残らなければよかった→シャトルだったら死んでたぜ、だもんなぁ。実際はキラ君いなかったら落ちなかった可能性もあるし何とも言えないんだけどね。ここでも最初に現状を嫌がるカズイが一番民間人っぽいのよね。どこでもかんでもいちゃつくトールとミリィはちょっと考えた方がいい。サイとフレイの問題あるのに気にせずだからなぁ。目の前で速めてやれよい、と思う。

 

そして修羅場へ

聞いてしまうカガリ(15)。14と15と16の会話と思うと面白い。今の日本の学年的にいうと中3女子をとりあう高1男子と高2男子という感じ。2月なのでこの学年でしょうね。そう考えると本当に子供なのよ。4月になれば全員高校生でうまくまとまるんだけどね。たぶん設定年齢的にはそっちなんだけど、実際は誕生日来てない&2月なのでまだフレイは中3の状態なんだよね。そう思うと恐ろしい展開。

 

ここまでやると思ってなかった……という感じを出しつつもすぐにキラに寄りそうあたり目的は忘れてないんだよ。あくまでキラを利用してコーディネイターぶっ潰すってだけだからなぁ。サイに対する気持ちとキラに対するドン引きを冷静に判断して最後寄り添ってるの強い。なんだかんだ安定して目標のための道を最短ルートで突っ切ろうとするあたりフレイも優秀なんだよ。ここで冷静さ欠いたらキラ君どっか行くもんね。この判断力は父親譲りということかな。偉い人だけどたまにアホやる感じだったよね、フレイパパ。でも偉い立場に行くだけの能力はあったってことだからキラ一人をどうにかするだけなら簡単なんだろう。この時サイのことはもう気にしなくてよかったからね。

 

ミサイル

バクゥのミサイルが横から見える貴重なカット。設定がしっかり出てくるんですよね。お仕置きに町を攻撃ということで警告して15分後から攻撃してた。ミサイルのバクゥ3機での攻撃でしたね。寝静まる頃に警告して15分はちょっと早い気もするけど反撃の余裕を与えないためかな。ダコスタ君だけ送るよりバクゥで接近して歩きながら警告した方が効率いいと思うんだけどダメなんだろうか。警告から焼き払って炎が見えるまで情報がいかないあたり通信がダメなのか危機管理がダメなのか……。30分だと援軍来そうだというのはわかるのよ。

 

ということでカガリと再会しつつフレイとサイが離れる回でした。バルトフェルドが個性だしつつ他のキャラも負けてない感じだった。次回はしっかりした戦闘ですね。ナタルさんのデレがある回でもある。

 

本記事の画像は『機動戦士ガンダムSEED』第17話より引用しています。