先週の予告でサブタイ出た瞬間に話題になったゼンカイジャー第33回
どうみてもGTOです。何が怖いかって鬼要素一切ないことよ。唯一あったかな?と思うのは体罰教師よね。でもあれくらいでは鬼じゃないし、鬼教師はもっとひどいと思うのよ。確実にGTOが元ネタですね。これは元ネタが明らかにわかるからパクリではなくオマージュの部類に入る気がする、細かい違いよくわかんないけど。
マナー違反の攻撃を受けるガクエンワルド
屋上で名乗りしてる時に攻撃されてた。変身とか名乗り中は攻撃しないのが暗黙のルールだと思うんだけど。戦隊側がこれを守らないとか卑怯でしょ。
というかこのガクエンワルドさ、
『理不尽なテストに合格しない限りこの支配からの卒業はできない』
尾崎豊やんけ、こんなところまでガッツリネタ入れてくるからなぁ、好き。行ってるセリフは金八だしさぁ、ここまでわかりやすいとパクリとは言われないということかな。こっそりばれないようにやるのがパクリってイメージある。
ステイシー君も染まってた
最近ステイシー君のキャラがブレています。完全にコスプレで面白ステイシーしてるでしょ。ステイシーが打ち解ける流れにも見えるけど、これが逆に怖いのよ。ほら日常回の後の地獄ってあるじゃん?幸せな話の後の死亡とかそういうの。その流れな気もするんだよなぁ。テニスの時は助けてくれたけど今回は助けてくれなかった。というかステイシーも答えわかってなかったでしょ。使いまわしのゴミワルドとリサイクルワルドが顔だけで判別できるわけがないんだよ。使ったシーン的に背景とかで判断する方法もあるけどそれも無理だったからね。一体どうすればいいというのだ。間違えさせるための問題としては一級品だけどさ。
ノリが昭和
これもう昭和か平成初期やろ。いろんなものが古い。親世代も見れるように歌手とかを親世代のにするってのはよくあるけど、作品のノリを親が見てたTVのノリに合わせてくるとは……。ゼンカイジャーだから許される展開だからね。ここまでネタに振り切った作品じゃないとできないよ。ほんとにコロナ禍で暗い世の中だからこそ一気に振り切れたって感じもするんだよね。中途半端なことをせずにここまでやってくれたのはすごくいい。
校長室に行くのを諦めて呼び出す方法にしたけどさ、やっちゃんの経験が活きた感じだね。年取ってるだけのことはあるよ。「偉い人を呼び出すには問題を起こせばいい」なんて学生は思いつかない。なんかマスコット化してたやっちゃんが活躍したのがすごくよかった。ライダーでいうおやっさんの位置にいてくれると思ったけどあんまりアドバイスとかなかったもんね。もっと人生経験からくるアドバイスしたらいいと思う。もしかしたらステイシーを助けるときに活躍するから今はセーブしてるのかもしれないけど。
今週はCGカット
「量産できないから」という理由で古い型のが来てましたが、予算の都合でしょうね。これは大人の事情、ガタキリバよ。まぁあれもあれで大変だし挑戦としては良かったんじゃないかな。強いまま終わったから子供の印象もいいしすぐ弱体化するより売れると思う。
難しい問題を簡単な問題に変える所でマジーヌの魔法が珍しく活躍した。あんまり活躍しないんだよね、あの魔法。今回なんてカメレオングリーンの色変化の方が魔法っぽかったもんね。カメレオンだから色変わっただけだぞ。
この問題で気づいたけどこの学園ってどこの区分だろうか。小中高大のどれかわかんないんだよね。最後の問題は義務教育じゃないだろうけど、トジテンドだから適当だろうな。内容もどうせトジテンドに関することだし分ける必要を感じない。
ゼンカイジャーらしさMAXでいろんなネタをぶっこんできた回でした。これもこれでゼンカイジャーなんですね。タイトル以外にGTO要素なかったけどな。
本記事の画像は「機界戦隊ゼンカイジャー」第33カイ!より引用しています。