ハコヅメ第3巻の感想です。これでアニメ分終了ですね。話数の関係で1つだけアニメ化されてないところが入ってますがそこも書いていこう。
本記事の画像は全て漫画『ハコヅメ～交番女子の逆襲～』第3巻より引用しています。
目次はこんな感じ。大麻からコマよ走れのクライマックスがここなんですね。話数調整で警察手帳が前に来てます。元からこんなに長かったのね。たまに数羽かかるのあったけど3巻でここまでしっかりした内容ぶっこんでくるとは……アニメ化した時には本当に正解だと思える流れだったね。
UFO
わけわかんない通報のお話ですね。通報があったら必ず報告書を書かないといけないという警察のめんどくささがよくわかる回でした。
そして
このシーンアニメだと顔見えてたけど原作は背中なのね。アニメはベテランに書いてもらえるけど漫画だと自分で書かないといけないから画力によって描きたいシーンより描けるシーンを選んでることもありそう。この辺はアニメの方が綺麗にかっこよく見えた。本当に大変よね、文字通り万が一があってはいけないから毎回確認しないといけないという大変さ。最近の犯罪予告とか絶対やりそうにないけどアキバのあれがその通りだったこともあってちゃんとやるしかないんだよね。ほぼ100％ナシでも確実に100％ナシって言えない限りは確認しないといけないの大変だと思う。この後の書類も含めて警察官の大変さが出た回でした。そういえばラストの方でアニメではカットされた内容が出てました。あれはあった方がよかったと思うんだけどなぁ。
似顔絵から犯人逮捕へ
ここはまとめて書いちゃおう。一つの大きな編でまとめられると思うのよ。
アニメでカットされた所。再現人形が源部長との絡み云々の所ですね。藤部長相手の置換再現とかアウト中のアウトでしょ。若手に押し付けたらそれこそパワハラでセクハラの合わせ技で一発アウトよ。でも実際狙われるのは藤部長じゃなくて川合なんだよなぁ。痴漢は声出されたら終わりだから声出しそうにない大人しいのを狙うって聞いたことあるから藤部長は狙われなくて川合が狙われるのよ。
そして厳しい源部長。確かに最初に来た時なら体液とか犯人のDNAの手がかりがあったかもしれない。そうすれば捜査も早くできるし次の被害者が出なくて済む。すでに出た被害者を守ることと次の被害者を出さないことを両立しないといけないという難しい立場。この辺のきれいごととか勢いだけじゃどうにもならないことをしっかりやってるところほんと好き。取り調べに関しては源部長が最強すぎるから言える言葉なんだよね。
「中途半端な被害者調書でどうやってまともな操作ができるんだよ」というきつい一言。その通りなのよね。情報が正しくないと正しい操作はできないんだよ。その辺を理解してるからこそのセリフ。ここの流れはかなり好きですね。お互い言ってることがわかるのがすごくいいんだよ。
逮捕できるから放置という山田の判断ヤバイ。まず銃刀法の方を確保してからでしょ。そうじゃなきゃ自分の方に来て危険なのに……。まぁここは川合の成長を見るためのシーンでもあるからなぁ。藤部長による教育でしっかりと成長した川合がいろんな思いで犯人を追いかけるというシーン。わけのわからんモヒカンを追いかけた時もあったよね。あの時は子供の声援で頑張ったけど今回は警察内部の声だった。しかも今回の川合は軽装だったからいいけど普段の警官って重装備よね。あれだけの装備持って走らないといけないんだから本当に大変だよ。
いい感じのラスト。犯人逮捕で少し前向きになれた被害者の子。ある意味開き直って生きるしかないって部分もあるからなぁ。牧高さんの成長にも絡んでるから本当にいいラストだった。
そこからのこれだよ。あれだけいいラストになったのに警察手帳紛失がここに来るんだよ。アニメは13話で終わりだからあの組み合わせでよかったと思うのよね。流石に13話Bパートで手帳の話されたら構成アホだと思うわ。警察手帳紛失って大変なんだね。もし見つけたら通報よりこっそり伝える方がいいんだろうか。落とすのは犯罪じゃないから隠避的な方にはならないよね。もう交番に投げ込むか。
そしてアニメになってない話
川合が指導する立場になるという話です。藤部長に影響されまくってるところが面白い。ここのくるくるする川合映像で見たい気がする。
漫画の量的にはまだまだ2期3期とか可能なんだよね。できるだけ続いて欲しいと思う。そのために何が必要かは大人ならわかるんで少しずつ援護していこう。ドラマの方はまた違う話を中心にしてるみたいなので後で見てみようと思う。ドラマ感想もちょくちょく書いて行かないとなぁ。
ということでハコヅメ3巻の感想でした。アニメの最後の3話がメインの回なので間違いなく面白いのよ。前後がUFOと紛失という超絶ギャグ回なのもポイント高い。
