火曜日は漫画感想の日。
ということで第一作目はJA~女子によるアグリカルチャー~。
一言で言えばのんのんびより+農業というか、釣りが農業になった放課後ていぼう日誌というか、綺麗なのうりんというか……そんな感じです。
アニメ化しないのが不思議な作品なんですよね。
詳しい理由はわかりませんが、最終巻(8巻)で何か察せるようになってます。
では早速感想へと参りましょう。
一毛作『はじまりのお話』
10ページほどの自己紹介部分。コナンの映画なら「俺の名は工藤新一……」的に始まる冒頭の所。
最近引っ越してきた小6のひなげしと、天才小学生りんご(6)、世話好きな繭(13)、マイペースな社(15)の4人姉妹の紹介ですね。
後にわかりますが親の再婚で父の連れ子がひなげし、他の3人は母の連れ子です。
二毛作『土作りのお話』
ここから本格的な農業へ。まずは土のお話。
日本では雨が多い、そして雨は酸性なので中和させるためにアルカリ性の石灰をまく。
腐葉土や肥料を補充するのは作物を育てるため。前に育てたものが栄養持って行っちゃってるからね。
この辺の素人ひなげしを中心にした農業説明はありがたい。
やはりこの手の作品の主人公は素人さんに限る。
そして繭姉さまが虫が苦手で調理担当なこと、社姉さまは農作業中毒で畑を耕すと興奮することそ知るのだった。
キャラ付けって大事よね。割とわかりやすい振り分けで助かるます。
三毛作『朝焼けのお話』
朝早く目覚めたひなげしは社姉さまが外に出るのを目撃する。ついてった先で朝の森の姿を堪能するのだった。
これはあれよね、映像化した方が光る所。
ほんとに朝の森を見るだけなので特に書くことないのよ。
こっそりついていったと思ってたひなげしがバレてたくらい。
四毛作『朝ご飯のお話』
家事担当の繭の朝は早い。洗濯も料理もしなければならない。手伝いに来たひなげしだったが、東京ではテイクアウトばかりで料理の基本も知らずに失敗していたことが発覚。結局繭がすべての料理をしてしまうのだった。
前回が社回なら今回は繭回。
忙しい親にマイペースな姉、やる気のない妹に挟まれてるから今まで協力してくれる人いなかったのね。
そういう意味ではすごくバランスのいい姉妹。
これからひなげしに料理のことを教えると思った繭の表情よ。
これはいいツンデレキャラになりそうです。
五毛作『通学路のお話』
姉二人が先に学校に行くことになり始めてふたりで登校するひなげしとりんご。バッタ、タヌキ、キツネ……目にするものを声に出した結果、学校までのあるものしりとりが始まるのだった。
これはりんご回だろうか。順番に出番来てる感じよね。
物知りだけど自然多いって部分の方がしっかり出てくる。
田舎はこんなところだよ、と紹介してるようです。
六毛作『ショート*ショートのお話』
授業中に手紙の回ってくる転校生ひなげし、お弁当を忘れて農耕部のキャベツを食べる社、授業態度が悪く担任に呼び出しをくらうりんご、農耕部に勧誘される繭、お昼寝するりんごとひなげしを見守る母、のショートストーリー集。
転校生あるあるからなんかやばい社、そして真面目な先生とふざけたりんごなど割としっかりキャラの説明が行われている回。
もう少し背景説明したかったのかな、という感じです。
しかしやっぱりひなげしの東京での暮らしがやばすぎる。
そして繭姉さまは相変わらずのヒロイン属性。
でも田舎にいると普通は虫に慣れるんだよね、繭姉さまの過去にはいったい何が……。
七毛作『枝豆のお話』
個人専用の畑を貰い枝豆を育て始めたひなげし。しかし知識不足から失敗してしまう。
初挑戦初失敗のお話ですね。
畝には水はけをよくするという役割があるので、それを考えずに盛るだけだと水が多すぎて根腐れしてしまうのよね。
失敗を成長に変えて頑張っていくのはいいものです。
そして甘党の社や食虫植物を育てるりんごなど強力なキャラが出てきつつも、姉妹愛はあるもので……。
子供らの方がうまくいってるんですね。
ということでJA~女子によるアグリカルチャー~第1巻のお話でした。
これね、連載が5年くらい遅かったらアニメ化決まってたと思うのよ。
それくらいいい作品ですよ。
正直アニメもそうですが漫画も、1つ目に感想書くのはかなり選んでます。
自分の中でしっかりオススメできるものの中から選んでいる状態なのでほんとに厳選。
これからもできるだけオススメできる作品を書いていきたいと思います。
まぁガンダムとかしばらくしたらオススメ関係なく書かなきゃいけないようになりそうですけどね。