∀ガンダム第三巻相当の9~12話の感想です。
もうBOXになってるからこの区分はあまり見ないのよね。
コレンが降りてきて、入れ替わって、グエンが無職になるまでです。
第9話『コレン、ガンダムと叫ぶ』
出た瞬間厄介者扱いされるコレン。
速攻ハリーに連絡行くし、恩赦で出てきたやつだし、送り状にない密輸品だしでディアナカウンター側もやばい雰囲気。
というかMSと人が密輸品って……。
もうそんなレベルか。アグリッパ・メンテナーの名前出してたから月からは正式に送り出された感じなのかな。
そして12話まで荒らしに荒らしてくれます。
8話のラストでロランがムーンレイスだとばらしたわけですが、ソシエはまだ怒っていた。「敵の星の人間に守ってもらったりした」と言いながら切れてました。
そのまま流れでソシエがホワイトドールを動かす練習をすることにある。
まぁパイロットの予備は多い方がいいよね。いつどこにいるかわからないんだし。
そんな頃ロランはハリーに呼び出される。そして“ローラ”というパイロットのデータがないということを告げられる。個人的には気づいてそうだけど、まだ確証がない感じがする。
問題児コレンがガンダム探しを開始してソシエとぶつかってしまう。声で女と気づくんだよね。
しかも気づかないうちにロランに交代していた。
動きですぐにわかるもんなんだね。ずっと動かしてたのとカプルに乗ってたのでは訳が違うか。
ここでホワイトドールにビームサーベルがあることが発覚する。今まで気づいてなかったのね。どんどん力を取り戻して強くなるホワイトドールさん。
ここより12話の方が戻った感あるけど。
そして地球の重力がしんどいコレンは撤退したのだった、めでたしめでたし。
第10話『墓参り』
ディアナカウンターは帰らないのか帰れないのか。グエンさん割としっかり見てる。迂闊な人ではないんだな。
ミラン執政官に呼び出されたキエルはディアナ様と二人で出会う。女同士のお茶会で鏡写しを楽しんでいた。
その延長でどんな感じかキエルに服を着てもらい、自分の服を渡してしまう。
そのまま二人入れ替わることになった。
バレたら二人で謝ればいいってそんなもんだいじゃねぇ。
大問題だよ。魅音詩音より問題だよ。
しかし妹すら気づかないレベルとは。
お互い相手が言っていた、ということで情報を伝えるのはうまかった。
言葉遣いとか間違えたらすぐにばれるからね。
キエル嬢もしっかり度胸があるようで。
ソシエも姉だと思っているから「あの女が降りてきたせいでお父様が死んだのよ」とか普通にディアナ様の前で言ってしまう。ここでディアナ様は地球側の市民のことを知るんだね。
日本人は昔から身分かくしてるの好きよね、水戸黄門とか暴れん坊将軍とか。
家に帰ってもディアナなので母に会えないキエルをロランがナイスアシスト。
お見舞いという理由で会いに行き、そのまま父親に会う。
ディアナ様がキエルとしてお墓の前に手をついて遅くなったことを謝罪していた。
ここで二人の心は相当つながった感あったよね。それと同時にディアナ様がただ上から目線じゃないのもでてた。
ディアナ様とキエル嬢の入れ替えが大事だったので、キースがフラットを売った話はカットしました。
第11話『ノックス崩壊』
早朝から高台へ行き、地球を感じるディアナ様。
迎えに来たロランにムーンレイスとしての気持ちを尋ねていた。
そして「空と雲と風、私はこれをみんなに見て欲しい」というのだった。
月の管理された世界じゃなく自由に動く地球だからいいんだろうね。兵士たちも地球に来たことに浮かれていて制御しきれてないって言ってたし本当にそうなんだろう。
一方ディアナ様を演じるキエルは今後のディアナカウンターの動きについてハリーとミラン執政官と話をしていた。
さっさとサンベルトへ動くべきというミラン執政官に、入植者の保護もしようとするハリー。やはり現場を見たハリーはちゃんと守ろうとしてた。
グエンと交渉するときはキエルを呼んで欲しいという言葉に何か思うハリー。
ほんとにもう気づいてそうなのよね。
軍隊を交渉のカードとみているグエンとミリシャの指揮官の意見がずれる。
そしてミリシャはソレイユの奪取、もしくは破壊を目的に攻撃を仕掛けた。
「核は持ってて嬉しいコレクションじゃない」って誰かも言ってもしたよね。軍隊は生き物だから動かないといけないようです。
親衛隊がソレイユを護衛、しかし人を殺せないので直接攻撃は出来ない。
フィル大尉はマウンテンサイクルへ攻撃して市街地で戦う意思がないことを示そうとした……が、コレンがガンダム探しに街へ行って街を破壊しまくっていた。そしてグエンは自分の街を失ったのだった。
コレンさん自由すぎる。止められないとかいう話じゃない。まぁ防衛で手いっぱいだったというのでわかるけどさ。相手の町1つ破壊するって尋常ではないだろう。
ミリシャが先に仕掛けたから許されてるよね。
「イングレッサの紙幣なんて紙切れ」と言われた時のグエンとキースよ。
フラット売ってパン屋大きくしようとしたのにね。フランも特に文句言わない当たりよくわかってる子です。
第12話『地下回廊』
ノックスを放棄したグエンはボルジャーノ嬢と会い、情報が欲しいと伝える。スパイごっこが楽しそうと思うボルジャーノ嬢であった。
「まだだ、まだ終わらんよ」なグエン。次に出てくるのはいつのことか。
フィル大尉によるマウンテンサイクルへの攻撃で地下へ逃げ込んだロランとディアナ様はシド爺さんに会ったりしながらどんどん奥へと行く。
ホワイトドール追撃に来たコレン隊が、“見つからなければ見つけてもらえばいいじゃない?”ということで山を攻撃。地下へと侵入してホワイトドールと戦闘を開始した。
シド爺さんによると「各種の地層の間に砂っぽい地層がある」ということ。毎回砂が挟まってるんだよね。この砂はいったい何なのか、というのは物語の後半で。
ガスが出たことにも気づく有能なシド爺さん。今まで何人くらい見送ったんだろう。硫黄だけじゃないガスの匂いに気づいていたからほんとにやばいということはわかっていたと思う。
脚がビリビリし始めたのが壊れるんじゃなくて力が戻る前兆とはね。脚部の力を取り戻して飛べるようになった。
これで格段に戦力UPよね。VSシリーズでも特徴的な飛び方がいい。
流石にキエル嬢との違いに気づき始めたロランだけどまさか入れ替わったとは思わないわけで。膝枕で寝たと知ったらどうなるんでしょう。
といったところで12話終了。
来週は13話から16話の感想です。