シニャの趣味部屋

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【コナンといえば月曜】時計じかけの摩天楼【感想】

劇場版名探偵コナン第一作『時計じかけの摩天楼』の感想です。

初めてというわけではなく割と見てる。

5作目までは見てて、何年か前にベイカーストリート以降もバンダイチャンネルあたりで見たのよ。改めて見ようかと思ったからこうなった。

火曜が開いたのでシリーズものの映画にしようと思ったんですが、コナンなら月曜だろうということで月曜に移動した。犬夜叉コナンまる見え世代です。

 

がっつりネタバレあるので金曜に見ようと思っている人は回れ右でお願いします。

 

それでは感想を書いていきましょう。

 

アバンで早速やらかすおっちゃん。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

やらかさないと安心しないまである。

ダイイングメッセージがJUNだったやつですね。すまないがこのレベルなら私にもわかる。たぶん小学生でもわかりやすいのを書いたんだろうね。

開幕だからトリックはかなりあっさりしてます、トリックは。

内容は、飲酒手術の犠牲者の嫁が復讐したお話。

ここで殺人も仕方ない……みたいな流れ作っておいて、この後の犯人はマジで自分勝手なのがいい。

 

 

新一あてに来た手紙に誘われて建築家の森谷帝二のパーティーにやってきた一行。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

出されたクイズに答えられないおっちゃん。普通にコナンが正解したんだけど、この流れ、実は大事だったりする。「たまには……」とコナンが言うんだけどそれが今回の犯人の同期に近いんだよね。意外としっかりまとまっている。

しかも森谷さん、元々貞二だった名前を帝二にするくらいのシンメトリー派。

ここまでくるとほんと病気だよ。というかその病気が全ての原因なんだよ。 

 

正解のご褒美ということでコナンと蘭は過去の森谷氏の作品を見ることに。

そこにはアバンの事件が起こった家もあった。

こうつなげてきたか……という感じでした。

 

 

第一の事件

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

少年探偵団が貰ったラジコン飛行機に仕掛けられた爆弾のお話。

ここで犯人が工藤新一を狙っていることがわかり、コナンが対戦相手であることもわかる所。

リモコンぶっ壊す流れが勢いすぎて面白い。子供だから突撃しかないんだろうな……という感じ。

この爆弾は衝撃タイプだったのかな。子供が飛行機飛ばすからいつかやらかすと思っていたのかもしれない。

 

第二の事件

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

第一の事件後、「駅前の木の下に爆弾がある」と伝えられた所。

ハプニングもありながらタイマーの時間が止まるという重要なポイントがあった。

リモコン破壊の勢いのままに爆弾が続く感じいいですね。

しかしこの規模の爆発、駅前で起こってたら普通に死人出てるよ。置いてあったの椅子の下だから狙ってるよね。

 

爆発の威力が強くてコナンは警察病院へ。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

「こっちの病棟は医療機器置いてないから携帯使えるよ」という時代を感じる話。

正直この後もスマホあれば余裕で見ながら話せるよね、みたいな展開があったりする。

おっちゃんがコナンが危なくなったことに怒った所好き。預かった子供ではあるが父親の経験もあるからしっかりしたいんだろうね。

どうでもいいけど形態がすごく時代感じて好き。公開が1997年だからカラー画面すらないのよ。

 ほんとあの世界の電子機器発展しまくったよね。

 

新一に恨みを持ってそうな事件の話へ。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

西多摩市長がひき殺した事件。運転手を入れえるという悪質なことがあって大問題に。

結局都市開発までおじゃんになってしまった。

こんだけしっかりやるともう意味あることバレるよね。そして怪しいのが建築家……。

というかこの時点では声も相まって白鳥が一番怪しいんだよ。あいつ尋常じゃない怪しさ持ってる。怪しすぎて犯人じゃないな、と思うレベルで怪しい。 

 

第三の事件。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

病室にかかってきた電話で「環状線の電車が時速60kmを下回ると爆発する」と言われた。

みんな時速70km以上で延々走り続けることになったんだけど……カーブとか大丈夫なのかな。あんまり速いと脱線することあるでしょ。

調べようと思ったけど“環状線 制限速度”とか検索すると自動車の方が出てくる。

ということで断念しました。

 

爆発条件からなんとか事件を解決した新一。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

60㎞以下にできて安心する警部に「まだ20両走っている」と安心しきらない電車の人。

このシーン地味に好き。全部の安全が確保できるまで安心できないんだよね。

油断しきれない状況であるというのがいい感じです。

 

爆発や放火のターゲットが森谷帝二の作品だと気付きみんなで話しあう。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

この頃には相当怪しい森谷帝二。積み重ねていけば本当に怪しいのが素晴らしい。

それ以上にうさん臭いのが白鳥さんよ。おっちゃんが犯人というのもわかる。

メタ的には一番怪しいのは犯人じゃないからね、一番絡んできたやつが犯人まである。

 

映画ではおなじみのピンチの蘭姉ちゃん。

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

映画一作目からガッツリピンチになってました。

ピンチな上に爆弾処理させられて、最後に大勢の命を懸けた決断を迫られるというひどさ。

“デートのために映画館へ行ったらピンチになった”、劇場版でピンチになった理由も覚えておこう。

このシーンも今ならスマホで通話しながら指示すりゃいいじゃん、で終わってしまう。

見ながらできるから言葉での伝え間違えとか発生しないのよね。

こういう不自由な時代だからこそ描ける美しさもあると思うの。

 

そして

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出典:名探偵コナン 『時計じかけの摩天楼』

時計じかけの摩天楼といえばこのシーンよ。

人気シーンランキングやったら1位に来るんじゃないかな。

みんなの緊張を白黒で表現しつつ、どっち切ったかわからないようにしたのはうまいと思った。繋げ方がお見事でした。

「両方切っちゃう?」はネタじゃなくて焦った新一をほぐすためのやさしさでしょう。

自分自身の緊張を解除する意味もありそうですが。

というか瓦礫落ちてきたときにとっさに爆弾持って逃げる蘭有能すぎるでしょ。俺なら爆弾置いて逃げて死んでる自信ある。

 

久しぶりに見たけど安定してた。しっかり積み上げてくるのはいい感じですね。一作目だから気合入ってたのかな。

 

来週月曜日は14番目の標的の感想を予定しています。