シニャの趣味部屋

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【2014】GODZILLA ゴジラ 感想

モンスターバースシリーズの第一作目、ハリウッド版なら二作目になるゴジラですね。渡辺謙さんが出てくるやつです。ゴジラVSコングに向けて復習しましょう。

というか公開日決まったのね。もう少し早いと思ってた。今日ゴジラ、来週コング、再来週キングオブモンスターズの予定なのよね。だからシンゴジラいれてちょうどいい感じになりそう。公開日的に来週にする可能性もあるけどどうするか……。

 

ということでゴジラの感想に行きましょう。

全体的な感想はあれよね、暗い(画面が)。明度上げて視聴することをオススメします。

 

開幕謎の事故で奥さん死亡。

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こういう王道展開、好きである。旦那が扉閉めたのよ。閉めたら奥さん死ぬけど閉めないともっと多くの人が死ぬ。OOだとセルゲイがこれに近い判断してたね、それでアンドレイに恨まれていた。今回は事故ということなので仕方ないという判断なのかな。というかこれが日本の出来事だったんだね。完全海外だと思ってたよ。改めて見るまで気づかなかった。昔見たの1回だしどうでもよかったのかな。

 

そして15年後、このふたり息子が主人公になります。軍人であり爆弾処理班ということでかなり前線に立ち続けることになってしまう。

息子を連れて避難区域に来たパパン。

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もうこの頃には頭のおかしな老人と思われてたのよ。原発事故陰謀論を唱えるおっさんだからね。誰も相手にしなかった。でもどんどん真相に近づいていたという……。映画だとこうよね、頭のおかしなやつが一番真実に近いという展開。

今の福島こんな感じなのだろうか。たまに避難区域の映像見たりするけど結構近いよね。もう10年経つしかなり植物が育ってそう。

しっかり放射線量調査してからマスク外してた。そうよね、普通ちゃんと調査するよね。どっかの星に行った調査員は素顔で特攻してたからなぁ。こういう所しっかりしてないと他の部分も適当だったりするんだよ。

 

そしてムートーと出会う。

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管理してる人に見つかって連行された先でちょうどムートーが覚醒してしまう。ムートーは放射線をエネルギーにする怪獣である。古来より天然の原子炉であるゴジラをエサにして戦ってきたが、現代では他のエサの方が多いのでそっちを狙っていた。こういう時代による変化は大事。現代に合わせたから人間が被害を被るという展開は好きなのだ。要は自業自得よ。

飛行能力あるのはオスなんだよね。電波障害を引き起こすからもう大変。これは電磁パルスの影響なので放射線由来なのかな。頭のおかしな老人と思われていたパパンはムートーがなにかに呼び掛けていたことまで考えていた。本当にしっかりしてた人なのにこの騒動で死んじゃうんだよね。やはり有能な科学者は死ぬ運命にあるのか。まぁ有能なのが残ったら活躍しちゃうし、ちょっとポンコツの方が映画的には面白いから仕方ないね。

芹沢博士。

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水爆実験は全てゴジラを倒そうとしていたもの、と判断する。発音も日本語的なゴジラなんだよね。これは日本人的には見やすいからありがたい。アメリカ的にはどうなんだろうか。日本の怪獣という意味で分かりやすいんだろうか。ほらよく“海外でも通用する名前”とか言ってカタカナっぽいのつける人いるじゃん。どう考えても鈴木一郎とかいう役所の参考に書かれてても不思議ではない完全に日本的な名前の人が海外で活躍してんだから名前は関係ないのよ。というか純アメリカ人がタロウ・ジャクソンって名乗ったらどう思うかって話。日本系?って思うのに全く関係なかったら何それって言っちゃうと思うんだよ。やはり名前は出身地か民族に合わせる方が説明不要になっていいと思う。

さてさてムートーVSゴジラの一戦目が行われたわけですが、

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悲惨です。そして戦闘は暗すぎます。マジで暗いのよ。この作品を☆5で評価するなら☆1つ下げていいくらい暗い。本当に暗い。必要最低限の明るさというのがあると思うんですよ。そこだけはマジでマイナスかな。

ミサイルとか銃撃は光るからわかりやすいけど他はそうでもないからね。ゴジラもムートーも黒いから本当にわからない。なぜここまで黒くしたのか小一時間問い詰めたい。映画の仕様で言うとセリフは小さいのに効果音やBGMはでかくて聞き取りにくいやつの次に謎な仕様ですね。

もう一匹のムートーが通った街。

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こちらはメスで飛ぶことはできない。使用済核燃料の保管庫を襲撃してエネルギー補給してた。ガッツリ山に穴開いてましたね。外から来たとはいえ警報装置とかないんだろうか。目視確認するまで気づかなかったよね。普通に持ち出し可能ということかな。怪獣クラスのパワーが来ることなんて想定してなかったんだろうな。たぶん演出的にいい感じだからそうなっただけだろうけどさ。

お互いに呼び合っていた、ということだけどどの程度の距離まで届くんだろうか。結構遠いよね。地球上とはいえかなりの距離あるのに。複数いればそっちに行けるんだろうけどここはちょうど二匹しかいないからそれもできない。確実にお互いしかいないという状況である。

出会うムートー

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エサで釣るのはどの種族も同じなのだな。子供用のご飯だけどさ。昔はゴジラに卵を産んで起きた後に食べさせてたんだよね。今回は核爆弾を選んだだけで。爆弾設置絡みで主人公が頑張るんですよ。橋の下をムートーが通るときの緊張感と、直後の列車突撃よ。緩急つけて攻めてきていましたね。予想できるけど悪くはない。

1匹でもやばいのに2匹揃った上にゴジラまで来た。これはもう終了である。キャッチコピーは『世界が終わる、ゴジラが目覚める。』ですから当然である。ほんとに怪獣対戦始まったら人間は小さいんだよね。

というややっぱり戦闘シーン、暗い。本当に暗い。マジでクレーム入れたいレベルで暗い。

熱線を吐くゴジラ

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この吐き方がハリウッドだね。尻尾から光る感じとか熱線の感じとか日本じゃないわ。まぁゴジラの造形から日本じゃなかったんだけどさ。動きとかでもわかるのよ。CGの魅せ方とかそういう所で違いがすごくある。これもしインド映画だったらどうなるんだろうか。最近、庵野監督によるシン・〇〇シリーズ結構あるけど、逆にゴジラを各国が作ったらどうなるのか気になる。ハリウッドと日本の違いは分かりやすいけどインドやヨーロッパ諸国、アフリカとか中東も入れたらどうなるんだろうか。ちょっと見てみたい。ゴジラ〇〇国ver.というのがあってもいいと思うのよ。たぶん「ゴジラじゃない」とか言われるんだろうけど、国による違いを見るものだからそれでいいんだよ。1998年のアメリカ版ゴジラはマグロ食ってたけどインドのゴジラが食べるのかカレーかナンか……。ドイツならウインナーでも食べんのかな。なんかGガン的な発想になってきたからそろそろやめよう。

 

口移し。

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まさかの熱線口移しですよ。オスはメスが離脱した瞬間にやられてメスはエサに目がくらんだところでやられた。主人公がナイスアシストしてましたね。あの卵はほっとけなかったんだろう。もうその場で爆発させた方が後々の被害を防げると思うくらいの量いたからね。あんだけいても育つのは2匹なのか。そう思うと成長率低いな。当時から放射線を餌にしてたということだけど、降ってこない分今の方がエサのまとまり良さそうなんだよね。すっごい縄張り争いしそうな世界になってるね。

 

勝利の雄叫び

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この後の入水シーン、仕事終わりの温泉でやりたいと思ったよ。周りの迷惑になるからやらないけどさ。ほんとにひとっぷろ浴びて休憩しようみたいな感じだった。

普通に戦い終えて帰っていくんだけどその先も渋滞してるんだよね。また被害出てそう。それでもムートーが与えた被害よりはマシだからヒーロー扱いされるのか。

 

暗いという感想はもう書いたので、全体的な感想でも書きましょう。まぁ悪くなかったです。普通にアリでした。日本のゴジラとは違う感じがあるしムートーは動きすぎるし気になる所も多かった。でもまぁこんなもんでしょ。最初のパニックスタートから変人扱い、息子へつながるのは良かったよ。また見たいかといわれると悩む。デストロイヤとかはっきりしてる方が好きなんだよ。あと怪獣の造形があんま好きじゃない。ここすごく重要。スペースゴジラとかストーリーあれだけど造形のカッコよさとモゲラのダサさを見るためだけに周回してるまである。ムートーはなんか惹かれないんだよ。細すぎるしゴジラはなで肩すぎるし……。造形は日本の方が好きですね。

 

本記事の画像は全て『GODZILLA ゴジラ』(2014)より引用しています。