シニャの趣味部屋

アニメにガンダム、時々映画。好きなことを好きに書いていくだけのブログ。

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【ジブリ】借りぐらしのアリエッティ 感想

これは映画館でみたことあるんですが時間がたってから見ると感想も変わるものですね。「借りというか借りパク」というのは気にしないでおきましょう。そもそも借りる承諾もしてないんだよね。だから借りてすらいないという認識である。

 

初めての“借り”にいくアリエッティ

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こういうアトラクションでないかと当時から思ってた。ただ高さあると危ないし再現すればするほど危ないんだよね。自分が小さくなった感じで遊べるのはいくつか見たことあるけどやっぱり楽しそうだった。非日常感がいいのかな。

石の重り使って上がる所とかすごい頑張ってた、毎回思うけど。印象付けたいシーンはわかりやすくなっちゃうから仕方ない。というかこの釘とか全部やったと思うと大変だよね。最初は複数家族いたということだけど、その頃からの残りものだろうか。祖母の父が発見したということだから何十年もたってるでしょ。よく無事だよね、家とか。この家で見たって言ってるから多分建て替えもないと思うのよ。そしてこういうくだらないことを考えてしまうのは年取った証拠だと思う。

 

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ここの「怖がらないで」は劇場ですごい気持ち悪かった覚えある。普通に大きさの違いを表現した感じの声なんだけど劇場ゆえに気持ち悪かった。だからここが一番覚えてるシーンでもある。何か印象に残った方が覚えるからね。

というかここはアリエッティ悪くないでしょ。お父さんがちゃんと調べないからでしょ。父親に合わせて出て行って見つかるとかもう可哀想よ。だからここまではアリエッティ悪くないと思うのよね、ここまでは。

お父さんが両面テープで机登る所とか、当時は楽しそうだったけどよく考えるとすごい怪力よね。あの粘着力をうまく使えるとかほんと怪力。どんどん粘着力弱くなって上に行くほど落ちないか心配になるのは昔からかな。上手く接着場所変えたりしてたらよかったんだけど。

 

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なんかダンゴムシが小さく思えた。普段見てるダンゴムシも小さいんだけど、そこからアリエッティのサイズを逆算するとなんか違和感あったんだよ。冷静に考えたら普通なんだけどね。小人だから何でもかんでも大きいって思うのが影響したんだろう。

水はすごい気にしてたね。小さいから一つ一つのまとまりがでかいし、粘液っぽい感じにもなってた。部屋の葉っぱとかはわかりやすかったけど、トンボか何かの羽もあったのは気づかなかったな。透明な羽っぽかったけどあれはなんの残りなのか……。

角砂糖についたありを払う所、冷静に考えるとやばいよ。種類にもよるけどアリって噛んで来たら結構なダメージあるのよ。アリエッティの体格考えたらあのアリから攻撃されたらひとたまりもないと思う。しかも普通に手で払ってたし……。この辺は今回思ったことだね。普通は考えないんだと思うけど。

 

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可哀想なカラス。記憶力いいって聞くけど、このおばさん攻撃されたりしないのかな。確実に覚えられたと思うんだよね。というか日常生活でも覚えられてそうなパワーのあるおばさんだよ。この作品唯一の悪者って感じがあるおばさん。完全にラスボスがこの人なんだよね。昔話だと欲に目がくらんで痛い目合う人だよ。舌切り雀ででっかい箱とか、こぶとり爺さんの二人目とかさ。だからこそカラスを容赦なくたたくことができるんだよ。これ威力間違えたら殺すことにもなるからね。ただ餌を求めてきたカラスをぶったたくとか……面白いおばさんである。

 

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一家以外の小人スピラー。狩人と言うか野生人タイプだね。アリエッティの家族が普通に家で大人しくしてるタイプだから逆になっててわかりやすい。まぁそういうタイプでないと外に出ないし父親を助けることができないという自然な理由もあるよね。父親は引っ越し先を探しに行ってただけで普段から遠出することはないようだし。

猫とかカラスがわかりやすかったし、ねずみも厄介って言ってたけど、外は本当に危険だろうな。いろんな動物がいるし、足場も凄く悪いだろう。昆虫的が全部敵になるってことだよね。もう勝てる気しないよ。カメレオンとかいる地域だと一瞬で終わりそう。日本だとヘビもやばそうよね。小さいから食事にならなくてスルーされる可能性あるかな。カマキリとか見た目通り物騒よね。しかもあいつ殺してくれるかわからないからクマに襲われた人間的になるのかな。あんまり小さくはなりたくないものである。

 

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小人用に作られたドールハウスを勝手に移植する少年。相手の許可取らずに改築とかマジでやべぇ。親切の押し売りがえぐいんだよね。昔は気にしたことなかったけどそういう視点でも見れる作品なのよ。少年の独りよがりな気持ちで破壊しちゃってるからね。ここの建て替えは本当にひどい。相手の気持ち考えようよ。

自分のやりたいことをやって周りが見えない子供感あるのは好きだよ。これを大人がやってたらドン引きよ。祖母なら普通に話して解決しそうだけどね。

電気通したら使えるって言ってたけどどんな電気通すんだろう。コンセント直じゃ強すぎるだろうしやっぱり電池かな。動かしてなかったのが動くのかも含めて気になる所ではある。

 

ようやくちゃんと話すふたり

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ここの少年クソガキすぎる。心臓悪くて手術するけどよくない結果かもしれないからってマイナスなこと言いすぎ。本当にクソガキ感が強いんだけど、自由に動けなくてもうすぐ死ぬかもしれないって状況なら頭おかしくなっても仕方ない。少年に関しては完全に状況が悪いんだよ。12歳ということで小6か中1、どっちにしろ遊びまくってた頃だわ。そんな時期に何もできないともう嫌になるよね。そう考えると理由ある仕方ないクソガキって感じがしてきた。

ここから共闘が始まるんだけどさ、待ち針がめっちゃ怖かった。最初見たときから手に刺さりそう……とか思っちゃうんだよ。カラスから救出したときからもう気になって気になって仕方ない。首とか刺さりそうで怖いよ。アリエッティが家に帰って座った時にも刺さりそうな気がしたんだよ。アニメなので刺さるわけないんですけど、そういう所気になっちゃうタイプなのよ。というかプラモとか物作りしてると刃物とか怪我しそうなものは気を付けておかないとすぐ怪我に繋がるから職業病的なものかもしれない。

 

進撃のハル

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完全に進撃の巨人だわ。アリエッティは2010年で、進撃の巨人は原作が2009年、アニメは2013年でアニメの印象強いから当時は気づかなかったんだろうね。まぁ大きさ的には完全に一致してるよ。少年が敵対の意思なかった分こっちを怖く描いてるんだね。

感想書くためにウィキ見たけど、

借りぐらしのアリエッティ - Wikipedia

ロマンアルバム 借りぐらしのアリエッティ』によると、彼女が小人を捕まえることに執着する理由は、金や名声のためではなく「かつて小人を見たが、それを誰にも信じてもらえなかった悔しさを晴らすため」であるらしい

らしいです。まぁ金儲けだったら持ち歩くし、隠した時点でバレないように入手しようとした感じはあったよね。少年の反応を疑ってるところもあったし小人の存在を認識してたというのは間違いなさそう。泥棒とか悪い言葉使いまくってたから印象凄く悪いけどね。ただ樹木希林さんの演技がいい感じにあっててそっちは好き。こういう元気なおばさん役あうならもう少しやっててほしかったな。

 

お別れをするふたり

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なぜか空気を読む猫よ。なんで空気読んだんだろう。普通に捕食対象だったはずなのに。しかも少年とおばさんのせいで急いで引っ越しする羽目になってた。本当に可哀想。でもなんか少年的には勇気をもらったからいいんでしょう。

個人的には悲しみのあるラストは好きである。少年の手術も成功かどうかはわからない。アリエッティの引っ越しも成功するかどうか、定着できるかどうかもわからない。そんなラストなのよね。こういうのは好きなんだよ。なんかアイテム出してきて続編におわせるのは嫌いだけどさ。

 

ということでアリエッティの感想でした。改めて見ると状況的に仕方ないとはいえ少年の発言クソやなというのが強い。あと樹木希林さんの演技が地味に好きというのが印象に残った。たぶんなくなってから見たの初めてだからじゃないかな。亡くなった方の出演作品とかもどんどん見るようにしよう。何かきっかけないとみなかったりするからね。あんま亡くなって欲しくないけど仕方ないものは仕方ない。

 

 

本記事の画像は「借りぐらしのアリエッティ」より引用しています。