新武器の新機能が発覚して新兵器が出てくるゼンカイジャー第31カイ。お母さん行方不明のまま物語進んでるんだけど探しに行かなくていいのかな。
牛乳ワルドを助けに来たハカイザー
普通に強いんだよね。生身でゼンカイジャー5人を圧倒するし、何なら手首の銃だけで圧勝できるレベル。なぜこんなに強いやつを使わなかったのか謎だよ。ゼンカイジャーより強いんだからこっちを造ればよかったのに……という気がする。そこはウイングガンダム的な理由でもあるのかな、強すぎるから封印した的な。まぁ何かマイナス要素があってもおかしくない強さなんだよね。もしくは自分も変身したいから自分用に強いのを残した……とか。
ツーカイザーが戦って「カイトと似てる」と言ってたから元は父親だろうな。中に入ってるのかどうかが問題ではある。入ってても入ってなくても違和感ないし、コピー品が入ってても不思議じゃない。声が声だしデザインもあれなので視聴者的にはもう父親の何かが確定なんだけど、父親復活の後に味方になるのか、倒して父親を超えるのかが気になる所。まぁ父親超えはステイシーができそうだからこっちは味方かな。
牛乳ワルドの能力は白く染めること
驚きの白さである。これには啓太郎も大喜びだろうね。というかこれ汚れたシャツとかやったら綺麗になるのかな。汚れ取れるというより汚れも白くなるような気がするからダメか。
服とか外装だけじゃなくデータまで真っ白にしてしまう強さ。これは強すぎる。本とかはまだわかるんだけど機械の中までとは……。回路系が真っ白で別物に変化したということかな。まぁよくわかんないし面白そうだからこういう設定になっただけだろうね。というか真っ白に染めるなら牛乳じゃなくて絵具では？と思うんだけど。牛乳白っぽいからそうしたのかな。牛乳ワルドがいるということは牛乳の世界もあるってことよね。牛めっちゃいるのかな。もう牛が神様みたいなところかな。
主人公も召喚できるという罠
これは強い。というか戦隊側がやってはいけないことなんだよ。敵さんも「ずるい」って言ってたしある意味リンチ。ゴーカイジャー最終話が過去の戦隊全部に変身して一撃ずつ入れるってやつやったんだけど、マジでリンチだった。多勢に無勢というのはあるけど通常サイズの敵にヒーローがやるのはやめて欲しいことでもある。オーズみたいに巨大化した敵にガタキリバで50人に分身とかはいいんだよ、相手でかいから。普通の人間サイズだといじめなんだよね。そこは調整して欲しいぞ。
ハカイザーが使ってた時も思ったけど属性召喚は面白い。長期シリーズとしてできる技だから面白いんだよ。ライダーは動物が多いからなぁ。魔法使いとかシリーズで分かれてしまうからあんまりだったりするんだよ。何だったら変身者の職業別の方が面白いまである。オーズ的に甲殻類とかでまとめる方がありか……。ここは戦隊だからライダーの話はこのくらいにしておこう。
フルCG新メカ
とうとう出ましたか、フルCGの新メカ。着ぐるみでやるよりいいのかな。体見るに着ぐるみは考えられてない感じだね。この中に人入るとしたら胴体が小さすぎてすごいバランスになる。手足も関節まで届かないだろうしこれは今後もCGだろう。
CG技術の向上もここまで来たか……という感じはある。ライダーの方でもちょっとしたアクションがワイヤーとか合成じゃなくCGになったりしてるからね。これからもどんどんCGは増えていくだろう。ただ問題もある。
私は2000年くらいのゴジラを劇場で楽しんだ人間である。あの時の問題がここでも起こってる。CGは自由に動けるし素早く動ける。その分重さがないんだよ。巨大メカは大きさと重厚感が魅力だと思う。今回のCG戦闘ではその魅力がなかった。素早くスタイリッシュに動ける分、重厚感が消えてしまったのだ。個人的には巨大メカの最大の魅力だと思うから残念である。セルからデジタルに変わったロボットアニメから消えたものが着ぐるみからCGへの変化でも消えてしまうのかもしれない。ただブロリーみたいにすごく進化することもあるから今後の進化にも期待したい。
本記事の画像は「機界戦隊ゼンカイジャー」第31カイより引用しています。
