10周年作品のテン・ゴーカイジャーの感想です。
いろいろとツッコミどころもありますが、10周年記念作品としては大満足の内容でした。こういうのでいいんだよ。
地球に戻ってきたドンさん
地球に戻ってきたらみんなスーパー戦隊に詳しくて驚くのよね。公営ギャンブルとして戦隊バトルが行われていた。レンジャーキーを使った召喚システムによる大戦いであって本人じゃないんだよね。ということでOKらしい。バスコが使ったシステムの応用らしいです。まぁこの辺はどうでもいいので。
みんな誰が勝つか予想してた。競馬並みにしっかり予想してたよ。やっぱり戦い方とかそういう部分を参考にして決めるんだろうか。単純に好きなヒーローを選んでるのとかもいそう。
参考オッズ
1位多くね?競馬基準だとめっちゃ多い。オッズ4倍の時点でほぼいないからなぁ。GⅠとかで人気が散らないと4倍とか出てこないもん。その時は他の馬も一桁のが多いからこんなに差は出ないんだよなぁ。
というかこのオッズ、明らかにおかしいのよね。購入数が自由ならレッドターボ2口、他を1口買えば100%儲かるんだよ。合計7口買うことになるんだけど、レッドターボが2口で11倍、一番少ないキョウリュウグリーンで9.4倍だから確実に儲かることになる。こんなことでいいんだろうか。競馬だとこういう買い方はできないオッズになる。単勝の配当が8割だから絶対に低くなるのよね。たぶん賭け事しない人がオッズ考えたな。
ちょっとほうれい線が強くなったアイム
クリスタリアに行って色仕掛けでお兄様を落としてアイテムをGETしてた。そうだよなぁ、体見せつつ強引に攻めるのがルカで、おしとやかに誘い受けてきな感じにするのがアイムなのよ。たしか役者さん一旦引退してたよね。復帰してて安心です。まぁ鶴姫みたいに引退状態でもたまに出演してくれる人いるからね。完全撤退じゃなくてたまにあるスペシャルの時に出てきてくれればいいという気もする。
そしてマーベラスVS鎧
マーベラスの戦隊ヒーロー100人抜きの最後の相手が鎧だった。いろいろと疑ったマーベラスが潜入してきたということ。99人負けたわけですがマーベラスの言った通り本人でないので何の問題もなし。魂のないやつに負けるほど弱くないのよ。所詮コピー品だからなぁ。この辺の設定は上手い感じよね。召喚されるだけで本人じゃないから負けてもファンが怒ることはない。ガンダムでも本人同士の戦闘ならいろいろあるけど、データからAIが戦ってるとかなら問題ないもんね。
しかも本人じゃないから召喚し放題でファンサービスにもなるからなぁ。スーツさえあれば中の人は誰でもいいんだしこういう便利さというのはすごい。
そして戦う2人
負けたマーベラスをアイムが助けてました。そしてスーツよ。ドンブラザーズは元のスーツのままだからスカートも元のまま。ゴーカイはちゃんと変身者の性別でスカートの有無が決まってたんだよね。
この最近の戦隊への変身もいい感じである。後の作品にも変身できるとか本当に強い。ディケイドもそうだけどこういういろんなのに変身できるお祭り作品に出た人ってラッキーな気がする。10周年とか節目だけじゃなくても読んでもらえるもんね。
そういえばジュウオウジャーってTVにゴーカイきてたよね。EDがちょくちょく追加されるのはいいんだけど曲調も変わるからなぁ。最初のやつ聞き慣れすぎてるからあのバージョンで出して欲しい。
結局揃うみんな
スーパー戦隊召喚システムで宇宙へ攻撃しようという作戦であり、それは認められないということでゴーカイが戦うことに。集まっていくところもいいんですよね。
“ここはこうなる”とか“この人が来たらこうだろう”とかその通りに進むんだけど、それがいいんだよ。予想通りというかきっちり望み通りに来てくれる感じで本当にファンを喜ばせるためだけのお祝い作品って感じがする。それぞれのキャラの信頼感というか結局のところみんな仲良しってのが確定してて安心感だけで見られたのは大きいかな。
盗聴器
これあれだ、ガンプラ。レーダー系のやつだよね。見た瞬間にわかったよ。ドンさんが持ってて盗聴&録音&再生機能があった。めちゃくちゃ高性能だよ。
こういう小物にガンプラって割とあるよね。ゴジラというかモゲラのパイロットのヘルメットにジムがいたりいろんな所にあるのよね。スタッフが作るとなるとやっぱりそうなるのか。それっぽく見えるのを自作してると思うと楽しい。会社としての持ち物か個人の持ち物から引っ張ってきたのかは気になる所だけどね。
そしてルカ
もうこの人も演技なのが丸わかりだったからなぁ。マーベラスを捕まえてお金貰って帰ったけど裏切るわけがないんだよ。ルカがお金好きなのは周知の事実だしその設定を活かしてくるのはわかるからね。どうでもいいけどツーカイザーから使用料取りそうで不安だよ。
ここで人に化けた相手の正体を見るのにクリスタリアのアイテムが活躍する。そのためだけにクリスタリアに行くとか本当にもう……。というよりお兄様騙されるだけなの面白い。あの人も結構ギャグキャラだからなぁ。
イエローとグリーンの交代変身もよかった。映画初変身なのに入れ替えとかやってくれる。でもこの二人ならしっかりした仲だし安心感もあるのよ。
そして揃う6人
いいですね、また並んでみられるとは。昔ならこういうのなかったからなぁ。本当にディケイドの功績は大きいよ。
10年ぶりに復活しても十二分に強いゴーカイジャー。バラバラだったというのは本当らしいね。ゴーカイガレオンも壊れたし、マーベラスが一人の時に攻撃されたってのなら仕方ない。まぁマーベラスなら一人でもやれそうなんだけど奇襲で複数ならどうにもならないこともあるよね。
クソダサ強化アイテム
ゴーカイガレオンがアイテム化して強化パーツになった。だっせぇ、そして胴体、右腕、左腕、右足、左足の順番に装備してる時点で合体するのがわかる。この辺はもう予定調和なのよね。
壊れて新装備とかいうスタイル嫌いじゃない。まぁ何か新アイテム出さないといけないからこうなるよね。船の造形を殺さないでつけるから本当にダサイ、でもそれがいい。このストレートさがヒーローなんだよ。こじゃれたのはいらないんだよ。まぁ足ミサイルとかフォーゼかよ、と思ったけどね。こういう強化も悪くない。
最後はカレー
勘違いした鎧も謝罪してみんなでカレー食べてた。そうだよね、カレー食べようとしてザンギャックが来て喧嘩したのが始まりなのよ。またカレーで安心でした。ところでみんな何カレーを食べたんだろう。
ということでテン・ゴーカイジャーの感想でした。まぁ楽しめましたよ。1時間の作品で10周年記念としては満足の出来です。細かいところを気にしちゃいけないのよ。こういうのもっと増えて欲しいと思う。オーズの方は見に行けてないけど円盤出たら見て書こうかな。
オーズは賛否あるみたいですがたぶんこっちはないでしょう。10年ぶりにゴーカイジャーの活躍を見るだけの作品だからね。ストーリーもオリジナルの敵を倒すだけだからなぁ。アニメ化でキャラが動けばいいみたいな感覚で見るといいよ。もっと見たい気はしても仕方ないと思うしかないね。
本記事の画像は『テン・ゴーカイジャー』より引用しています。